劉備、三顧の礼で孔明を迎える(二顧目)
厳冬の雪が降りしきる中、劉備は再び関羽・張飛を連れて隆中に向かった。途中、颯爽とした若者に出会い、劉備は孔明だと思って声をかけたが、それは孔明の弟・諸葛均であった。諸葛均は「兄は友人と山へ遊びに行き、まだ戻っていません」と告げた。劉備は残念に思いながらも、一文を残して帰った。「備、天下の蒼生を救わんと欲し、伏竜を訪ねて三たび来たれど逢えず。来年、春暖の候、再び訪れん」張飛は「こんなに何度も来ることはない!彼が来たければ来るだろう!」と怒ったが、劉備は「昔、斉の桓公も東郭野人を五たび訪ねて天下の霸主となった。私はたかが二度で何を苦労しようか」と笑った。