劉備、三顧の礼で孔明を迎える(一顧目)
徐庶の勧めに従い、劉備は関羽・張飛を連れて隆中へ諸葛孔明を訪ねた。山の中腹に茅舎が見え、劉備は喜んで近づいた。童子に「諸葛先生はおられますか」と尋ねると、童子は「先生は外出されており、帰りは何日になるかわかりません」と答えた。劉備はがっかりしながらも、数日後に再び訪れることを約束して帰った。関羽・張飛は「ただの田舎者に過ぎないのに、なぜ自ら訪れる必要があるのか」と不満を漏らしたが、劉備は「臥竜を得れば天下を取れると聞けば、たとえ何度でも訪ねる価値がある」と諭した。