劉備、司馬徽の教えを受ける 伏竜・鳳雛の名を聞く
劉備は徐州を失い、曹操に敗れた後、荆州の劉表を頼って新野に駐屯していた。ある日、劉備は通りかかった水鏡先生・司馬徽と出会う。司馬徽は劉備を見るなり、「使者は英雄を求めていると聞くが、まだ英雄を得ていないようだ」と言った。劉備がその理由を尋ねると、司馬徽は「伏竜・鳳雛、いずれかを得れば天下を治められる」と告げる。劉備が伏竜・鳳雛が誰かを問うと、司馬徽は笑って「良くも良くも、夜も明けきらぬうちに」と言い残し、去っていった。劉備はこの言葉を胸に刻み、名士を探し求める決意を新たにする。