王允の連環の計 貂蝉の登場
董卓が長安に遷都した後、その暴虐はますます酷くなり、朝廷の大臣たちは日夜、命の危険にさらされていた。司徒の王允は董卓を除くことを決意するが、彼には義子の呂布が常に付き添っており、容易に手が出せない。ある日、王允は家で嘆いていると、義理の娘・貂蝉(ちょうせん)がそれを見て、自ら進んで「妾が一肌脱ぎましょう」と申し出る。貂蝉は絶世の美女で、王允は彼女を利用して董卓と呂布の間に離間の計を仕掛けることを思いつく。王允はまず貂蝉を呂布に嫁ぐと約束し、次に董卓に貂蝉を献上する。貂蝉は董卓に寵愛されながらも、呂布との密会を続け、二人の間に嫉妬と疑念を植え付ける。