三英戦呂布
袁紹が「我が軍に呂布に敵う者がいないのか」と嘆くと、張飛が馬に乗り出て「三姓家奴呂布!俺張飛がお前を倒す!」と叫び、丈八蛇矛を振り回して突撃した。張飛は劉備の弟であり、燕人として勇猛无比な性格を持っており、どんな强敌にも怯まない気性だった。呂布が丁原のもとで仕えていた時に丁原を殺し、董卓に仕えるために董卓を父と呼んだことを憎む張飛は、「三姓家奴」という悪態をついて呂布を激怒させた。呂布は怒りを込めて方天画戟で応戦し、二人は馬上で激しい合戦を始めた。張飛の丈八蛇矛は鋭く、一振り一刺しに力強さが込められており、呂布の方天画戟とぶつかるたびに、金属の激しい音が鳴り響き、周囲の空気が震えるような迫力があった。二人は五十余合を戦って互角となり、張飛の額に汗が滲み出すも勢いは衰えなかった。周囲の諸侯たちは、張飛が呂布と長時間戦い合えることに驚き、当初の不安が少し和らぎ、張飛の戦いを見守るようになった。張飛は一歩も退かず、呂布の攻撃を一つ一つ防ぎながら反撃を加え、その勇気は諸侯たちに勇気を与えた。