諸葛亮、周瑜を弔う 柴桑口にて哭く
周瑜の死を知った諸葛亮は、趙雲を連れて柴桑に赴き、周瑜の弔問を行った。東呉の将兵は諸葛亮を恨んでいたが、彼が真心を込めて周瑜の霊前で泣くのを見て、皆感動した。諸葛亮は祭文を読み上げ、その哀切な言葉に、東呉の将兵も涙を流した。魯粛は諸葛亮の誠意に感じ入り、「孔明は真に仁義の人なり」と述べた。しかし、諸葛亮が去った後、東呉の将・程普は「孔明は都督の死を悲しんでいるふりをして、実は我々の隙を見ているのだ」と警戒した。諸葛亮は荊州に戻り、劉備に言った。「周瑜は既に死に、東呉の脅威は一時的に去った。今こそ、益州を取る時です」