初陣にて、張飛は鄧茂を一撃で斬り伏せた。
数日もしないうち、黄巾の賊将程遠志が兵五万人を率いて涿郡に侵攻してくるとの報が入った。劉焉は鄒靖に劉備ら三人を率いさせ、兵五百を統帥し、敵を破りに行かせた。劉備らは喜んで軍を率いて進み、ついに興大山下まで至り、賊軍と対峙した。賊団は皆髪を披き、黄巾で額を巻いていた。その場で両軍が向かい合い、劉備は馬を出し、左に関羽、右に張飛を従え、鞭を揚げて大声で罵った。「国に反逆する賊ども、なぜ早く降参しない!」程遠志は激しく怒り、副将の鄧茂に戦いを挑ませた。張飛は丈八蛇矛をまっすぐに突き出し、手を振ると、鄧茂のみぞおちを刺し、鄧茂は馬から落ちた。