周瑜、火攻めを決意す 黄蓋の偽装投降
周瑜は連環の計が成功したと聞き、いよいよ火攻めの決行を決意した。しかし、火攻めを実行するには、曹操の陣営に近づく者がいなければならない。そこで老将・黄蓋が自ら名乗り出て、苦肉の計を再び実行した。周瑜は軍議の席で故意に黄蓋を怒らせ、黄蓋もあえて強く反論した。周瑜は激怒し、黄蓋を打ち首にしようとしたが、諸将の嘆願により、五十回の鞭打ちに減刑された。黄蓋は背中を血に染めて退場した後、密かに心腹の者を曹操のもとに送り、投降を申し出た。曹操は初め疑ったが、間者の報告もあり、ついに黄蓋の投降を信じた。